Android をエミュレーターで用意するのが面倒なときは、VMware Fusion や VirtualBox などで仮想マシンにすることができます。
ダウンロード
インストール用のディスクイメージは Android-x86 Project でダウンロードすることができます。今回は Android 2.3 をインストールしたいと思いますので、android-x86-2.2-r2-eeepc.iso をダウンロードします。
仮想マシンの作成
VMware Fusion で、Android をインストールするための仮想マシンを作成する方法は次のとおりです。
- [ファイル]-[新規] をクリックして、新規仮想マシン アシスタントを開きます。
- [ディスクを使用せずに続行] をクリックします。
- ディスクまたはディスク イメージを選択…をクリックして、先ほどダウンロードした android-x86-2.2-r2-eeepc.iso を選択し、[続ける] をクリックします。
- オペレーティング システムを “Linux”、バージョンを “その他の Linux 2.6.x カーネル” にして、[続ける] をクリックします。
- 作成した仮想マシンの設定を開きます。
- ハードディスクを選択して、バス タイプを “IDE” に変更します。
以上で、仮想マシンの作成は完了です。
インストール
作成した仮想マシンを起動して、Android のインストールを始めます。
- Installation – Install Android-x86 to harddisk を選択して、タブキーを押します。
- 起動オプションの “androidboot_hardware” を “eeepc” から “generic_x86″ に変更します。また、解像度を変更する場合は、”UVESA_MODE=320×480” (320 x 480 px の場合) を追加します。
- Create/Modify partitions を選択します。
- [ New ] を選択して、[ Primary ] を選択して、パーティションを作成します。
- [ Bootable ] を選択して、”Boot” Flag を付けます。
- [ Write ] を選択して、パーティションテーブルに書き込みます。
- [ Quit ] を選択して、パーティションの作成を終了します。
- < OK > を選択して、インストールを開始します。
- ファイルシステムは “ext3” を選択します。
- Do you want to install boot loader GRUB? と確認がでるので、< Yes > を選択します。
- System に読み書きの権限を与える確認がでるので、< Yes > を選択します。
- Reboot を選択して、再起動します。SD カードイメージを作成するときは、Create a fake SD card を選択した後、再起動します。
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