Gecko エンジンを搭載した Firefox のバージョンが 1.0 になりました。

Gecko エンジンは、Internet Explorer のレンダリングエンジンに比べて、HTML の解釈が正しいとされています。HTML の標準化が進み、サイト制作がより効率化できることに期待です。また、セキュリティでも Internet Explorer より優れているようです。

早速、Mac OS X にインストールして、使用してみましたが、レンダリングのスピードやタグ、CSS の解釈も問題なさそうです。

ブログなどで利用する RSS を読み込んで、最新の記事を自動的にブックマークに入れる “ライブブックマーク” は、ブログを毎日チェックしている人には便利な機能だと思います。また、豊富な機能拡張があり、簡単にインストールできるので自分好みのブラウザをつくるとこが用意にできます。使い込めばハマるのではないでしょうか?

普段使用している Safari と比較して、次の点は少し気になりました。

  1. コンテキストメニューが OS 標準の表示と異なる。
  2. フォームコントロール(ドロップダウンメニューやラジオボタンなど)が OS 標準のコントロールと異なる。
  3. タブインデックスでフォーカスされないコントロール(ラジオボタン, プルダウンメニュー, ボタンなど)がある。

1, 2 に関して、クロスプラットフォームを考えると、コンテキストメニューやコントロールをレンダリングエンジンがもつべきものなのでしょうか?
その辺、Windows 版ではどうなんでしょうか…

[2004-11-23]
リリースから2週間で 560万ダウンロードを達成したそうです。