Mac のアプリケーション管理に Homebrew

macOS

Windows にはインストールしたアプリケーションを、設定アプリの「アプリと機能」からアンインストールできます。macOS でも App Store からインストールしたアプリケーションは Launchpad でアンインストールできます。

しかし App Store ではなく、ブラウザーなどから直接ダウンロードしたアプリケーションはアプリケーションフォルダーから直接ゴミ箱に移動して削除するしかなく、他のフォルダーにファイルが残ってしまいます。

Homebrew
Homebrew

そのため、App Store にないアプリケーションは Homebrew を使用してインストールすることをオススメします。Homebrew でインストールすれば、アンインストールはもちろんアップデートも管理できます。

GUI アプリケーションのインストール

CUI コマンドやライブラリーは install コマンドだけでインストールできますが、macOS の GUI アプリケーションは cask オプションを追加してインストールします。

$ brew install --cask visual-studio-code
$ brew install --cask unity-hub
$ brew install --cask blender

アップデート

アプリケーションのアップデートをする前に、Homebrew の Formula を最新の状態します。

$ brew update

アップデートできるアプリケーションの一覧は outdated コマンドを使います。

$ brew outdated

実際のアップデートは upgrade コマンドを使用します。アップデートするアプリケーションを指定するには、upgrade の後ろにアプリケーション名を入れます。アプリケーションを指定しないとすべてのアプリケーションをアップデートします。

$ brew upgrade

アンインストール

次のコマンドでアプリケーションをアンインストールできます。

$ brew uninstall visual-studio-code

キャッシュの削除

Homebrew でアプリケーションのインストールやアップデート、アンインストールをしていると、不要なキャッシュファイルが残っていきます。これらの不要なキャッシュを削除するには cleanup コマンドを実行します。

$ brew cleanup -s

s オプションを付けることで、最新のキャッシュも削除されます。

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